ノミ・ダニ予防について
2017-04-20
今年は開花が遅かった桜も終わり、日中は汗ばむ陽気の日も出てきました。
このような気候になると、ノミ・ダニの活動も活発になってきます。
写真は先日来院されたワンちゃんについていたマダニです。大きさは2mmもありません。
吸血して大きくなれば1cmを超えるようになります。そうなると飼い主さんも気づくようになりますが、小さいとなかなか難しいと思います。
以前、室内飼いのネコちゃんで、「元気がない」と飼い主さんが気づかれて来院された方が、全身ノミだらけで、吸血されたことにより、貧血状態に陥っていたということがありました。
驚いたのが、それだけノミがいたのに飼い主さんがまったく気づいてなかったことです。
また、室内飼いのワンちゃんでも、たまにお散歩でお外に出る機会がある場合、草むらに顔を突っ込むだけで、寄生する可能性も十分あります。
ノミやダニがいると皮膚の症状は急激に悪化するので、皮膚が弱いワンちゃん・ネコちゃんは特に気をつけてください。
これらの恐ろしい寄生虫から、大切なワンちゃん・ネコちゃんを守るため、当院では定期的な予防をお勧めしています。
月1回背中に塗布するもの(ネコちゃんはこのタイプのみ)、月1回食べるもの、3ヶ月効く食べるもの、フィラリア予防も同時に行えるもの、など様々なお薬がありますので、気になる方はぜひ一度、ご相談ください!